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ParkingEyes ナンバープレート認証システム

ParkingEyesは、国内最高レベルの車番認識エンジン「EyeTech LPR」と高性能認証データベースを搭載したナンバープレ―ト認識・認証システムです。
施設におけるセキュリティの強化に加え、柔軟な車両登録によるホスピタリティの向上やマーケティング分析などを備えており、駐車場や物流施設など幅広い活用シーンでご利用いただけます。
また、外部機器やアプリとの連携機能や、各種オプションの追加もできるため、ビジネスニーズに合わせた車両管理のご提案が可能です。

機能と特長

様々な業種のニーズに対応した、ナンバープレート認識システムの決定版

ParkingEyesはアイテックの高い車番認識技術を、具体的なソリューションとして実現するための豊富な機能を備えています。多くの車両が通行する駐車場の管理から、店舗におけるマーケティング利用まで、様々な業種のニーズに対応するプラットフォームを提供します。
1日10万認識(5万入退場)のデータを扱えるスケーラビリティを備え、システムベンダーの構築する大規模システムのフロントエンドとしても活用できます。

標準機能

1)ナンバープレート認識、記録・閲覧機能  1台または複数のIPカメラで撮影された画像からナンバープレートを認識し、認識データを一元管理できます。
2)履歴検索機能
 柔軟かつ豊富な検索条件を設定できます。検索結果をCSVファイルに出力することで、来場分析にも利用可能です。
3)車両情報登録機能
 ナンバープレート情報に車両情報を登録できます。特定のナンバー情報はもちろん、グルーピングも可能です。
4)発報通知機能
 登録車両データを基にナンバープレート認識に合わせてポップアップと音声で管理者に発報、通知を行うことができます。
5)外部システム連携機能
 ナンバー認識の結果データをパラメーターとして、任意のプログラムを実行するインターフェースを有しています。ゲートシステムやパトランプとの連携をはじめ、お客様の要件に合わせた独自システムとのシームレスな連携が可能です。上位システム車番認識情報を引き渡せることなど、大規模システムのフロントエンドとしても利用可能です
6)マーケティング分析
認識した車番データを基にした来場者分析ツールを標準搭載。自施設に来場した車両台数の比較や地 域別の分析など、集まった車番情報を次の施策につなげることができます。

オプション機能

1)滞留時間管理機能
出入口のカメラ画像を認識し、駐車場の入退履歴を管理します。滞留時間での車両検索や、在車状況の確認、迷惑駐車車両の特定にも役立ちます。
2)監視カメラ連携機能
ナンバープレート認識と合わせて監視カメラ画像を記録します。ゲートの全景、荷姿の映像を記録・保存に役立ちます。
3)外部アプリ連携オプション
JSON形式による認識データのTCP/IP送信、データコンバート用中継ソフトウェアを利用することで、ParkingEyesで管理している情報を外部のSFAなどに転送することができます。

様々なロケーションに合わせた柔軟なシステム構成

ParkingEyesは導入先の駐車場のロケーションや出入口の数、監視センターの状況に合わせて、PC単体のシステムのみならず、複数のカメラとPE端末をグループ化したシステム構成をとることができます。
単一ゲートでの車両の監視目的に留まらず、より大規模な施設におけるセキュリティシステムとしても利用できます。

複数のゲートがある施設では、各ゲートごとに設置された監視カメラをグループ化し1台またはゲート毎の守衛所に設置した端末で一元管理が可能です。 また、全てのゲート情報を管理するAdmin端末では、全てのカメラで認識した対象車両の発報を確認できます。

シンプルなGUIで直感的なシステム運用が可能

ParkingEyes はナンバープレート認識システムの必須機能が網羅されており、直感的な操作が可能なインターフェースで初心者でも簡単に操作できます。

応用シーン

ParkingEyesは次のようなシーンでご利用いただけます。
① 施設駐車場管理
② 産廃工場、レンタル資材倉庫での入退管理、荷姿確認
③ 重要施設におけるゲートセキュリティの強化
④ ホテルにおける不審者、VIPの検知
⑤ 来店顧客マーケティング分析、集客の効果測定

<導入事例>
株式会社サンエー様 那覇メインプレイス
那覇メインプレイスは6階建て自走式立体駐車場を擁する那覇市随一の大型ショッピングセンターです。1日あたり最大約12,500台の来場車両の管理運用にあたり、ParkingEyesを導入いただいております。

製品仕様

認識対象
ナンバープレート
全国の四輪車両ナンバー (大型車、普通車、軽自動車)
認識対象外
ナンバープレート
字光式プレート(点灯時)、アクリルカバー付きプレート、特殊車両プレート(外交官車両、駐留米軍車両、仮ナンバー、自衛隊車両)、人の目で読めないプレート(変形、汚れ、ナンバーフレームが文字と重なった場合など)
認識対象要素 陸運支局名・分類番号・仮名・一連番号
ナンバープレート認識率 ナンバープレート認識率99%以上(設置環境により認識精度は異なります)
カメラ設置角度 水平角(30°)/上下角(20°)/回転角(20°)以内(設置環境依存有り)
撮影視野 中板(幅33cm)の水平方向の車番幅が画像上で100 ピクセル以上、車番の撮影角度を考慮して150 ピクセル以上推奨。(解像度が1920×1080 の場合、推奨視野幅は4.2m 以内)
接続可能クライアント台数 8台(標準構成時)
サポートカメラ台数 走行車両認識:2台(推奨)
一時停止車両認識:16台
※構成を拡張することで追加可能
登録ナンバー
情報最大登録件数
20万台(標準構成時)
ナンバー照合履歴 150万台(標準構成時、最大1,000万台)
1日あたり記録数 10万台記録(標準構成時で計測。入退場オプション使用時5万台)